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episode08 私の鼻が無事な証明


会社に通勤をするのに同じ時刻の同じ電車の同じ車両に乗っています。
そういう方は結構多いらしく、自然と顔ぶれが「おなじみ」のようになってきます。
とある駅で満員電車に乗ってくるとある中年のおじさん。
このおじさんも私と同じ車両にいつも乗ってくるのですが、このおじさんが加齢臭を放っています。

おじさんのリズムがあるらしく、いつも電車に乗ったら左に乗ってきます。
私は日によって場所が違っているのですが、運悪くこのおじさんが隣にやってくることがあります。

それがかなり強烈なのですが、私はひどい時はおじさんを傷つけないように「鼻をかみます」風に演技をしながらハンカチで鼻をおさえてしまいますが、おじさんのもう片方の乗客は平然としています。

この臭いを感じているのは私だけなのかな、私の鼻が変なのかなと思いつつ、数日経ったある日のことです。
私は運良く座れ、私の前に例のおじさんがやってきました。

正面に立つと案外大丈夫だなぁと思って、ふとおじさんの顔を見上げようとすると、おじさんの隣に立っている乗客の方がむせながらハンカチを取り出し、鼻と口をおさえ始めました。
私の鼻がおかしいわけでないことを証明してくれたおじさんの加齢臭でした。